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ネガティブをポジティブに

混沌ここに極まれり - やば!上海

静岡 / 30代 / 女性 / 2012年12月31日の口コミ

●不満の強さ → 強い不満(次に、スポット・お出かけ先に行くのが嫌になるくらい)

●上海、不満の内容

高層ビルの壁面に様々な角度から光と映像をあててイルミネーションで動く作品を披露するマッピングというイベントが年末年始に上海で行われ、しかも世界最高峰のクオリティ友人の話では相当の美しさだと聞いて、期待に胸を膨らませて当日を迎えました。
上海の空港を出ると、すぐ目の前がかすみ高層ビルの上の方はほぼ見えないほどの空気の悪さで空気というより排気ガスを直接吸っているような感覚になりました。
上海では(中国では?)大気汚染濃度を毎朝報道し、それに準じて外出の有無を決めているのだそうです。当然、その日は住民の方々は屋内に居られるようで街も人気はなく、ぼやけた高層ビルの上部には無数の洗濯物が竿と共に突き出てフラフラとはためいていました。すでに地球侵略をうけて上海は滅亡してしまったのでは?と思わせる光景でした。
気分転換に観光スポットにいったのですが街並みは中国らしく趣があるのですが中国人観光客のマナーのなさがすさまじいもので、魚やフライドチキンは器用に口の中で骨だけを分けそのままテーブルや床へ、ゴミはポイ捨てでいたるところ油まみれゴミだらけで市の踏み場どころか手の置き場もない状態。フードコートのようなところではまともに座れる席を探すのにも一苦労でした。そんな環境なので当然トイレも気にせず路上で済ませるようでいたる所から悪臭を放っていました。
肝心のマッピングですが大混雑で立っているのもやっと、少しでも見えやすい階段の上などは中国人同士が実際に折り重なりながらがんばっていて、少しでも近づこうものなら構わず肩などに手をおかれ見ず知らずの中国人の支え役にされてしまうありさまでした。とてもとても鑑賞できる状況ではなく大軍勢の押し合いで前も見えませんでした。


●どうやって上海の不満を回避?
事前にマッピングの鑑賞できるホテルなどを予約すること。