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隅田川花火大会(東京)やばい

人を見に行ったんじゃねえやい! (東京都 / 30代 / 女性)の口コミ

●不満の強さ → 強い不満(次に、スポット・お出かけ先に行くのが嫌になるくらい)
●訪問日時
→ 2005年7月(土曜日の夜)
●隅田川花火大会、不満の内容
 有名な隅田川の花火大会です。一度は行ってみようと、友達数人と会場付近で待ち合わせをしました。ゆっくり花火を見ながらみんなでビールでも飲もうと楽しみにしていました。季節ものだから浴衣を着ていこうと、張り切って着付け教室にまで通ってしまいました。よく実態をしらない田舎出身者なので、はしゃいでいたのであります。

 花火大会当日は電車は超満員。身動きが取れません。電車どころか、会場付近の道路も人間の大渋滞。浴衣を着た人などは人にもまれて全員もれなく着崩れています。

 あまりの人ごみにたじろぎましたが、人気のイベントだから仕方ないね~とお互い励まし合い、どうにかこうにか花火がよく見える橋の近くにたどり着きました。この辺でゆっくり花火を楽しもうとしましたが、甘かった。そんな花火のよく見える場所には人が殺到していて大渋滞です。
 混乱を避けるためにでしょうか、なんと人間の交通整理をしていました。あんなもの、初めて見ました。車の一方通行というのはよくありますが、それの人間版です。何せ、人が橋の上で立ち止まったり、逆方向に歩くと危険&迷惑ということだそうで、全員が同じ方向に、一定の速さで歩かねばなりません。橋の付近には交通整理をする警備員さんか、警察の人かわかりませんが、「係りの人」が目を光らせています。ちょっとでも立ち止まったりすると、注意されます!こうなってくると、もはや物見遊山ではなく、鬼の軍事訓練の気分です。人がいすぎてだんだん具合がわるくなり、最後の方は「これを渡り切ったら釈放される!」と自分を励まし、修行の一環だと思って乗り切りました。

 ほうほうのていでようやく橋を渡り切りました。花火はやっているのですが、それどころじゃありませんで、人ごみの中で身動きが取れないという責め苦を味わっただけで終わりました。

 周辺の交通渋滞はすさまじく、帰りの電車も覚悟を決めて突撃するような有様。ようやく自宅近くの駅あたりで、人心地ついたという有様でした。どこへ行っても人、人、人で、花火なんかちっとも楽しめない現地でありました。
 現地付近の飲食店も、もれなく満員だったので、花火とは全然関係ない場所まで逃げて、そこでようやくビールにありつきました。

●どうやって隅田川花火大会の不満を回避?
 人気のイベントには近づかない。特に、花火大会は周辺の交通機関も大渋滞するので、テレビで楽しむ。現地に親戚縁者、友人・知人がある人は、その人の家に押しかけてみるのも一つの方法です。そういう貴重な知り合いは、大事にしてくださいね。
 特に、人がたくさんでるイベント、祭りなどは、体の弱い人や人混みが苦手な人は、行って得することは一つもありません。イベント中は鬼門だと思って、近づかないことです。トラブルを楽しめるタイプの人なら、大丈夫でしょうけども・・・

 

隅田川花火大会(東京)
会場住所:隅田川沿い(浅草、向島周辺)の河川敷
毎年7月最終土曜日に行われる花火大会。人出 は948,000人(2009年)。東京湾大華火祭や江戸川区花火大会とともに東京三大花火大会の一つ